サトイモ科フィロデンドロン属のつる性植物で、メキシコから熱帯アメリカに広く分布します。気根で樹木をよじ登る半着生植物(地上で芽生えて木に登るか、樹上で芽生える植物)で、自生地ではつるが10mに達します。葉は光沢のある心形で、新葉は銅色を帯びて展開し、まもなく緑色になります。成熟した葉は長さ14〜30cm、幅10〜20cmになります。P. scandens、P. oxycardium、P. micansの学名で流通したことがあり、いずれもこの種に含められます。変種オキシカルジウム(var. oxycardium)はメキシコからホンジュラスに分布し、日本ではヒメカズラの名で知られています。主脈付近に黄色い斑が入る'ブラジル'や、葉全体が黄色くなる'ライム'などの園芸品種があります。シュウ酸カルシウムを含み、かじると口内の痛みや腫れ、よだれ、嘔吐、飲み込みにくさを起こすため、ペットや子どもが口にしないよう注意が必要です。ハワイやフロリダ州などに帰化しています。
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